サーフポイントとして知られた所のラインナップにはかっこいい大人のサーファーがいるもんです。
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ウルワツの沖にもきっちりといました。右肩に大きくタトゥーを入れた白人のじいさんです。
沖めにたった一人でポジションしながら右から左、左から右とカレントに流されながらピークをさらっていきます。
この日はサイズが2-3ftのファンウェイブでしたから、おそらく彼がいるラインが6ftプラスの時のジャストポジションなんでしょう。さっそくマーキングにさせてもらって役立ってもらいました。すると彼の動きから岸に見える茶店の崖の角正面がこの日のベスポジなんだと分かってきました。彼のそばに行くのも気が引けるんで離れてセットを待っていましたが、そのうち彼の気持ちが理解できました。ずっとそこでやってきて自分が一番好きな所が良いんです。どの波に乗るか自由に決められる。気持ちが落ち着くんでしょう。
だいぶたって、じいさんと私が近づいていてハローと声をかけることはできましたが笑顔で応えてくれただけでした。言葉は何もなく。おだやかな表情でサーフボードと一緒に浮かびながら流れていきます。そうしていると必ずセットが彼がいるあたりに入ってくるんです。それはこの日で一番でかい4ftというやつで、ピークからショルダーがしっかり張ったまともな波です。そんなのを彼が2本キャッチしたのを目撃しました。テイクオフのドロップはベテランの味です。体は時々ヨレッとブレますがスパッと降りてきます。そしてショルダーのリップを目で追いながら波の形に合わせてクックックとレイルを入れ直し。そしてそこから一気のダウンザラインでカッ飛んできました。とくに2本目が素晴らしくてインサイドに綺麗に繋げてプルイン。縦巻きのバレルに合わせてリップの真下で体を小さくして入っていきました。波をかわしながら見ている私はそこまで見るのが精一杯。でもカッコ良くて痺れてしまいました。
この日にウルワツで出会ったジャパニーズサーファーは皆30歳前後の若手諸君ばかり。バリニーズから社長と声をかけられる世代は私一人でした。現役の彼らがあと20年して、ウルワツのセットを自由自在にクルーズするおじちゃんになっているんでしょうか? ウルワツを混雑で追われたもっと前からの大人サーファー達はGランドや他の島のサーフキャンプに行ってエンジョイしています。
でも私はグーフィーですからバリはやっぱりウルワツやパダンが基本。でもクタリーフやエアポートも最高。そう考えてしまいます。
クークスからスタートしたウルワツマスターへの道。これからも私なりに地道に歩き続けていきたい。
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投稿者 次郎 : 2007年06月18日 13:03
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