
日本が西高東低の気圧配置になる冬、遠く離れた太平洋上の島々、ハワイ各島の北西海岸には北寄りの西うねりが続々と押し寄せる。この西高東低の気圧配置において重要なのは、いうまでもなく東の低気圧なのだが、東低の等圧線の間隔が狭ければ狭いほど(日本の天気図上では右上)、それは強力な低気圧を意味し、またシベリア方面から張り出した西の高気圧も強く、日本は寒いということになる。
では、うねりはどう関係があるのか。それは、西から東へ移動する低気圧が日本列島を通り、さらに発達を続けながらアリューシャン列島に到達し、そこで停滞する。この低気圧の墓場と化した太平洋の北東の外れからうねりはグランド・スエルとなってノースショアに到達する。こうして、ノースショアのサーファーばかりではなく、サーフィン・カメラマン、コンテストの関係者たちは、アメリカ海軍のホームページで太平洋地区の3時間毎の波高予測のチャート図を参考に、今日はどこのサーフ・ポイントがいいのかとか、コンテストをはじめるかどうかなど、その日一日のサーフィンに関するさまざまなアクションを決定することを日課としている。
一般的に、ハワイ各島の北西海岸には日本が寒波に襲われた5日から1週間後に第1波のビッグ・ウエーブが押し寄せてくる。
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