ブルーなパラダイス

2007年08月20日

ワイキキも僕らが足を踏み入れた、70年代初頭は、今では考えられない景色がそこにはあった。今でこそ街の角はすべてブランドショップで占拠されている、ワイキキも、かつては怪しげなお土産屋が立ち並んでいた。中でも一番目についたのが、明らかに手で書かれた安っぽいポルノのサインである。この何ともインパクト有る文字。どこかで見た記憶が有ると思ったら、日本の温泉街ではないか。はるばる大枚はたいてやって来た、南の楽園まで来て見ると思わなかった。店の裏では実演ショーまであり、アメリカは”すげー所 ”の第一印象を持ったのを覚えている。

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そんな店が平然と立ち並んでいた、当時のカラカウア通り、そーかここは観光地。
サーフィンする奴らのためだけではないと知ったのがこの時だった。どこまでも続く珊瑚礁に、ダイヤモンドヘッドをバックに、トレードウインドに揺れるココナツの木を連想していた、青春サーファー。サーファーマガジンのサンセットビーチのシーンだけを、頭につめて来ただけに、その衝撃は大きかった。(立ち直りの早い小生、すぐに、これも有りだなと勝手に理解したが 笑)


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そんなこんなハワイの生活。ノースショアーに家を借り、一冬の滞在。これとて毎日が楽しい訳ではなかった。荒れ狂った海は、人を寄せ付け無い。天気は良いのに一向に風はおさまらず、自慢のビーチフロントの我が家も、一晩中波のブレークする音で、安眠出来ない。来る日も来る日も、海が穏やかになるのを待ち続ける毎日。カエナポイントに沈む夕日に、思わず我に戻る。ワイキキでのリーゾート気分とはほど遠い”生活”がここには有った。

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コメント

投稿者 いしぐろ : 2007年08月20日 21:28

出川さん、こんばんわ!

出川さんの体験された当時の思い出を深く考えてはいけない。素直な気持ちを持って読むと、不思議な心地良さを感じます。

心に優しく、ポパイの「ソレ」とは全く違った親近感も伝わって来る、言葉で表現出来ないリアリティーが自分自身に嬉しさをもたらす。これが本当のリアルタイム、不思議です。

いつもの事ですが、最高です。

ありがとうございました。

投稿者 でがわ : 2007年08月22日 06:37

石黒様。当時はお土産も笑えるものが多かったが、今では、値のはる高い物が多くて笑えない。