ウエイマス イングランド 84-85年

2007年03月22日

怖?いサメ事件から変わって、こちらはちと、大人な感じのイングランド
先日触れましたが、日本のウインドサーフィン界を創世記から引っ張ってきた、酒井祐介と行ったウエイマス。
かつてはウイスキーの代名詞として、世界中その名を知らない人がいないぐらい有名な、”ジョニーウオーカー ”スポンサーのスピードセーリング大会。簡単に言えば、風の力で誰が一番速く水の上を走れるか。この単純なテーマに、『行こうぜ』と言い出したのが酒井である。
まっ、行くったってねー、大変ですよ準備が。長?いマストを最低でも5本。セール5枚にボード2台。その他細かいギヤーを入れると、とんでもない荷物の量。それに比べればサーフボードの運搬なんてチョロイもんだ。あまりの量にこのときばかりは、別送品で現地まで。
我々のルートは、地獄の南周り(一番安かった)。東京、台北、シンガポール(6時間トランジット)ドバイ、ロンドン、はーい!もちろんエコノミーです。
今ではロシア(当時はソ連だった)を突っ切って、ダイレクトに欧州入りが可能だが、当時のモスクワを継由する便は高価で、当時はこんなでした(笑)。なんとエネルギーがあったことか。今だったら、絶対お断りです。着いてからがまたまた大変。ただでさえわからない英語が、クインズイングリッシュでダメ押し!別送品の取り出しに一苦労した。
話はそれますが、いつも思うのが、英語圏の人が日本に着いて、ボードを取り出し、イミグレーション、税関をくぐり抜け、レンタカーを借りて、友達に電話して、高速を飛ばして、消えて行く姿を見た事がない。最近俺達って、スゲーんじゃねーかと思うようになった。だ?れの迎えもなく、地図を見ながら、英語の道路標識を瞬時に判断して・・・。『セレブじゃないんだから当たり前ですよ』と、聞こえてきそう。そんじゃ、日本人皆親切ですね?と、そう言う外人さんはセレブなわけ?!ちょっぴり疑問。
話それ過ぎ、戻ります。要するに、“大変だった ”て言いたかっただけ。そのかいあって、現地では、毎晩お城を借り切ってのパーティー。もちろんジョニーウオーカーの酔いも手伝って、”大仏の近くに住んでいる ”なんて興味を引く語りで、外交を楽しんで、大変なお仕事後の楽しさは倍増!

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彼が酒井祐介。はじめてのご一緒が84年。その後3年続けてのエントリー。写真は一発目のトライアル。思わず興奮して”いけっ! ”て叫んじゃいました。周りはきょとんとしていましたが(笑)。私と馬が合うと言うか、多趣味(道楽者とは分けて扱ってください)と言うか・・・。兄弟そろってギターリスト、弟はプロです。

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こんな事しちゃうあたり、大陸的と言おうか我が国では発想すら出ない。足下を見てください、水面から伝わるショックを、ストラップに足を入れて、離れないように踏ん張っているでしょ。ここにトーインサーフィンのアイディアーがあった訳です。スピードセーリングの世界記録を立てたフレッド・ヘイウッドは、ハワイマウイ島のウインドサーファー。彼の取り巻きには、マイク・ウオルツ、ピーター・カブリナ、そしてデビット・カラマ、レイヤード・ハミルトン。顔ぶれを見れば、わかるでしょ!今日のトーインサーフィンの概念を作った人達です。

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85年は良い風に恵まれず、レースのキャンセルが続いた。それにしても気持ちの良い眺めです、ここでは海を埋め立てて人工物を造ろうなんて発想しません。オフショアーな国民性なもので(笑)。

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救急車の払い下げとは考えましたね、これで大陸をかっ飛ばすんですから。ドイツからやってきました。

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コメント

投稿者 nakamura : 2007年03月22日 08:43

この頃私はまだ高校生。ミストラル、F2は高くて買えず、安いセーリングボード(ウインドサーフィン)なるものを買っては来たが、組み立て方が良く分からずハイウインドの別冊版片手にSET UPしました。この頃は、ロビーナッシュ、ビヨン・ダンカーベックが第一線で活躍でしたっけ?初めて買った、ハーネスを家の壁のコート掛けに付けて、体重かけたら壁ごとぶち抜けて、親に怒られた事を思い出します。先日、久しぶりに初心者用のウインドサーフィンのボードを見ましたが、ずいぶん幅広で昔と違うのに驚きました。進化していますねー。

投稿者 でがわ : 2007年03月22日 11:02

壁ぶち抜きですか最高ですね(大笑)!よーく分かりますお気持ち。サーファーがセイリングしたり、セーラーがサーフィンしたり、海外ではごく当たり前。それじゃなきゃ、トーインサーフィンなんて生まれない。遊びましょう、カテゴライズでしか、判断出来ない人の頭を超えて。

投稿者 のび太 : 2007年03月25日 00:15

ウィンドネタを見て、思わずニールプライド86年のプロモーションビデオ「Fast For Ward」を押し入れから引っ張り出して見てしまいました。フレッド・ヘイウッドやバリー・スパニエルの意味深な笑い声の中、レイアード・ハミルトンがスピンアウトしながらマウイ沖をかっ飛ぶあのシーンはやっぱり最高です。波の良いときは長板乗り、風が良ければ帆かけ板。体が動く内にそんな贅沢な楽しみ方をしてみたいと本気で思いはじめてしまいました。

投稿者 でがわ : 2007年03月28日 19:48

のび太様、クロスオーバーですか、楽しそう、遊びましょうよ本気で。

投稿者 yuchiyama : 2007年09月18日 18:41

おおー懐かしい!マウイで遭遇したユースケ氏は昔こんなに細かったのか!
ところで出川さん、間違えてまっせ、
サカイユースケは雄祐、ウチヤマユースケが祐介です。ずいぶん昔のMaui詣でのおり2週間ほどパイアのフレッドヘイウッドん家に泊まりました(もちろん有料)、いまや大不動産屋さんですが、当時は事業を始めたばかりで、まず自分ちを貸してたんですね。朝パパイヤとかくれたりやさしい人でした。ああ、、その時はガンスラローム2号機の処女航海。ノンスリ加工で初日に足の裏が剥けて痛かった。フレッドも「Nice Shaped !」とほめてくれました。