公共事業のありかた。

2007年03月12日

以前鎌倉市から突然、護岸工事のインフォメーションが届いて、その内容に驚き、住民の方が集まった事があった。

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それによると腰越漁港の整備と、その東側に広がる、小動(こゆるぎ)半島の一部崩落、そして134号線沿いの海岸の侵食による道路補修必要性をうたう。整備事業の概要が明らかにされ、鎌倉市から提出された第一次計画範囲をみて唖然とした。サーフポイントが完全に埋め立てによってなくなってしまうではないか!この場所は江の電の腰越?鎌倉高校前駅の中間地点、住宅街を抜けていきなり海が一望に広がり、134号線と平行して峰が原まで、わずかな間、電車から海岸線の景色を堪能できる場所である。もちろん波があれば、サーフィンを楽しむ人、天気の良い週末は海岸を散歩する人で賑わう。ここを完全に埋め立て人口の海岸を作る計画には、開いた口が締まらなかった。もっと驚いたのはその沖合180メートルには人工の暗礁を作リ完全にこのエリアを塞いでしまうというものだ!
お断りしておきますが、私は、開発やこうした公共事業に何が何でも反対という考えはありません。時として公共の安全性を考えれば、やらなければならない事もあります、事実134号線は近年の海岸浸食(原因は詳しく分かりませんが)により、満潮時、波が高い時には、道路の護岸に波が直接あたり、相当のダメージがあるので、早めの対策は必要です。こんな状況でこそ人間の知恵による解決は出来ないものだろうか?道路の安全整備と優雅な気分になれる海岸線を残す事の両立。

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写真は干潮時の工事現場予定地です、この景観を壊してまで工事をする意味が私にはわかりません。今のところ計画は住民の反対で沈静化していますが、又いつ始まるかわからないので、絶えず注意が必要です。


↓海岸を残したい人は、こちらをクリック!
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コメント

投稿者 ジロウ : 2007年03月12日 10:33

開発計画を知った時には空いた口が塞がらず、思わずペンを取り署名用紙を作って1000通を超す署名を出川さんと鎌倉市役所に届けたましたよね。同時期に反対運動をしていた加藤さんと建設省にも実態を調査しに行きましたが、対応した担当者も護岸工事や自然に対する影響の知識もあまりないようで、空回りに終わったことを記憶しています。公共事業は、市や県等の地方自治体の官報や各省庁の情報を定期的に監視していないと、我々国民が全く知らないうちに話が進んでしまう怖さがあります。これを読まれた方は是非、監視を続けるようお願いします。

投稿者 trattoria mare : 2007年03月12日 11:01

おはようございます。

このような問題は何処でも起きてますね。

生意気を言うようですが、人の為といい自然を壊し景観や波が無くなりそこから人が居なくなってしまうビーチがそこら中にあるような気がしますが・・・?

人は自然と上手く付き合えないものかと思うこの頃です。

投稿者 nakamura : 2007年03月12日 13:04

私は地元ローカルではありませんが、1985年以来、何らかの形でこの景観を見てきましたので、色々な思い出があります。
ここに住んでないと分からない事もたくさんあるでしょうから、勝手な事は言えませんが、いつも住んでいない私だからこそ感じる、「かけがいのないもの」も必ずあると思います。

投稿者 でがわ : 2007年03月12日 13:33

この手の計画は、一度たてると無くならないと、聞きました。絶えず監視が必要です。

投稿者 のび太 : 2007年03月12日 23:40

驚きました。自分はビジターとして鎌倉の海に足を運ばせてもらっていますが、まさかあの海原にまでそのような計画が為されていようとは、唖然です。開発という名の破壊はあちこちでもういやと言うほど見せつけられてきました。なのに何故ここ
までも壊してしまおうと動いているのか。もしかしたら我々があちこちからここに押し寄せて不作法に振る舞った功罪なのか。何れにしてもそこにあるものに手を入れることで富を得る人の力ってそんなに大きいのでしょうか?青臭いことを言うようですが、あの海岸線を愛する人のパワーだって並大抵じゃないはずです。署名運動でもデモでもきっと凄いウェーブをになります。前の方の発言のようにこの手の計画というものは我々の知らない所でどんどんと進んでいき、恐ろしいことにしっかりとした環境アセスメントも何もなくてもGOが出てしまいます。今、声を大にしておかないと本当にあっという間に七里の海が寸断されかねません!じゃあ何が出来る?オレ。

投稿者 石黒広作 : 2007年03月13日 00:58

出川さん、おはようございます!

三月七日にアップしたカブネのクラシックな波に関するお話、とても楽しく読ませて頂きましたが、人工埋め立ての話を挟まれた時点で悲しく思いました。そして、小動の開発問題を思い出したら、コメントする気が伏せました。

そして、今日も!
早速、かまくら市公式ホームページの鎌倉グリーンネットと今までの議事録を拝見して見えてくるものがありました。

開発側と環境側では隔たりが大き過ぎるのではないでしょうか?

開発側は恐らく10年計画と言うものの、その先の先まで法という盾を元に好き勝手にやりたいのではないでしょうか。
施設の老朽化や用地不足の問題もありますが、極端な例として揚げられた「関東大震災級の地震が来た場合」、134号線が破壊、そして漁船が接岸出来ないという人命に係わる問題・・・勿論、漁業に係わる方々の生活と水揚げ量の問題・・・
全てが理論立てあること。そして、肝心なのは既に図面が引かれている事。「実行する」といった証ではないでしょうか。

環境側になんの資料があるのでしょうか?辞めて下さいだけしか無いのです。
議事録を拝見しても、開発側の意見には決め付けが多すぎます!!!
奥田さんの立場を考えると開発側の方々に対して申し訳ないですが、無償に腹が立ちます。奥田さんに対する応答に嫌らしさも感じます。援護している方々も影が薄く悔しいです。開発側は実行したい一心ですから、意見交換会を自分たちなりにシュミレーシヨーンしていると思います。それは、言ってはいけないこと、いいことがはっきりしてところで感じました。意見交換会というより理解交換会・・・

日本に生まれて、日本人として波乗りをする者である限り、日本の何処に住いを構えようが波乗りを愛する者として、美しい鎌倉の自然をこれ以上壊すことを許してはいけない。
鎌倉は日本サーフィンの発祥の地。レジャー産業が今日に花開いたののも、この鎌倉が始まりであり、その貢献度は日本の国益(産業から成る)にも通しているはずです。

七里の正面から見る小動の岬、そして斜め左に江ノ島。で、極みはその後ろから我々サーファーを暖かくも厳しくも見続ける富士山、あー、日本人に生まれて良かったぁー

この美しい景色を同じ日本に生まれた日本人のその手で壊してほしくないです。世界の日本にして、日本の鎌倉!

小動を図面でしか判断出来ない開発側の方々には、是非とも、七里の正面や稲村ヶ崎から自分のこの目で見て開発した時の姿を想像して頂きたいです。ぶち壊すという恐ろしい意味を知ってほしいです。

最後に、家を建てることを決めた人は図面を引いてもらいます、それは家を建てると決めたからです。開発側は本気です。国が20億と半分を負担するのであれば、稲村クラシックの大会委員長の小泉純一郎氏はこの問題に対してどのように考えをお持ちなのか知りたい限りです。

投稿者 でがわ : 2007年03月13日 13:53

思いのほか皆さんの、環境への意識の高さに驚かされました。人ごとでは済まされないこの計画、石黒さんのおっしゃるとーり、予算がつけば即実行になりかねない。話は変わりますが、鎌倉市が世界遺産への登録申請を出していますが、一方ではこのような計画案が有る事、ちぐはぐな行政に驚きです。

投稿者 石黒広作 : 2007年03月14日 01:37

出川さん、おはようございます!

「猿もおだりゃ、木に登る」ということわざもありますが、出川さんからありがたいお言葉を頂戴して、これから近所の公園の木を登ろうか迷っています。

冗談はさて措き、ジロウ様(お話をしたことのない先輩なので様としました。)の千通を超えるほどの署名活動には感銘します。署名運動、ビラ配り、はたまたサンドイッチ・マンほど人との触れ合いと寂しさを自分に知らしめる大変なこと、お疲れ様でした。その署名運動、サーファーとしてのプライドを持ちながらもアピール性を持たせ、メディアの力(目からも耳からも人を洗脳する力)を使うのが効果的でないでしょうか?

最近にみる個人情報の流出等で人間本来の気持ちの触れ合いが無い今日 ・・・

勇気があれば、5ミリ3ミリのフルにブーツを装備し、署名用バインダー片手に銀座は和光の前でメディアのお出ましを待ちつつ、今、鎌倉では水面下で何が行われているのかを通行人に優しく説明することから始めたいですね。で、夏は麦藁帽子にベスト(ビーバーテール装備なら尚ヨロシ)、そしてクラシックなトランクスにビーサンも人目を引くと言う事で効果的と考えます。自分が楽しみながら、効果的に考えると・・・カタチはポリシーの表れであり、物事を真面目に考えて、その趣旨を全面に出して行けば広くに理解も得られると考えます。でも、決め手(一つだけでも良いから~)が本当は必要なので、しっかり悩みます。

昔の西海岸のサーファーたちは冒険者。個性をカタチに色に、雰囲気、全てに優れていたのです。(決め付けてスイマセン。)Hang looseだけじゃ、いけないのです、基本はgo for it!であり、署名活動には協力したいです。

ありがとうございました。