あれから23年

2013年07月29日

夕方近くなると、ビールを持って、現れる、大家のおっちゃん。

決まり文句が、出川君もー店終わりだろ!閉めちまいな!(ノーブランドの最初のお店)

間髪入れず、奥さんの差し入れ、
モツ煮、漬け物、牛すじの煮込み、カレーライス、、、、、これが、絶品。

道路に、縁台を持ち出して、宴が開かれる。

いつしか、人が集まり、その人が又人を呼ぶ、スーツ姿のサラリーマン、から、女子高生まで、二人で捕まえては、世間話、いや、世間話と、言うより一方的な説法がはじまるのである。

会社帰りの、知り合いが、罰悪そうに、どーも、とかいって、足早に去って行く、酔っぱらいの、たち悪い説法を、聞かされまいとね、、、、、、

そりゃーそーだ、一日ご苦労様!早く家に帰り、風呂浴びて、ビール開けて、野球観戦を楽しみにしているのだから。

隠居じいさん、や、よたろうに、つきあっているほど、暇はなかったのだろう。


皆フェードアウトは上手だった、が、よたろうだけは、逃げ出す事が出来なかった、だって、大家だぜ(関係ないね)いつの間にか、皆様から、相手にもされず、二人っきりに、、、、、

が、これからが、面白いのである。七里ケ浜の駐車場話、山を切り崩して、開発された分譲地、目の前があぜ道だった事など、など、

七里や鎌倉の、裏話、秘話には、ウキイペディアに、出てこない、ツーカ出せない、実話に、いつしか、引き込まれていった。


このころ、たいして、客も来ない店だったが、暇だと感じた事はなかった。

波乗りする時間はたっぷりあったし、板のチェックは穴の開くほど出来たし、こーして、先住者から地域の昔話を聞くのが、一日の楽しみに。飲まされた酒と海からの心地よい風で、時の経つのをわすれ、気がつけば、あたりはすっかり、暗くなっていた。


整理してたら、こんな写真が出てきた。懐かしくなり、ほろ酔い気分で、アップ!

あの時から、23年が経っちゃったとは、、、、つい、この間の事の様に思っていたが、月日の経つのは本当に早いね、

この隠居じいさん、から、聞かしてもらった、ヘーッ、ソーナンダ話、楽しかったな~、
彼は、すでに、この世に、いないが、小生の記憶の中にしっかり残っている。


今度は、おいらが、伝承する番(語り部)が来たかも、、、、


ps
写真は、鎌倉の老舗和菓子屋(おおくに)の若旦那、コーベのショット。この時間になると、赤飯や団子の差し入れがあり、楽しみだった。



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