1964年の世界チャンピオン
2007年06月11日オーストラリアサーフィンのヒーロー、ミジェット・ファレリー。
華麗でスムーズなサーフィンスタイルは、同じくカリフォルニアのフィル・エドワーズとともに、僕らの憧れであった。
1964年の世界大会で披露された、あまりにも有名なミジェットのカットバックスタイルは、60年代湘南でしのぎを削っていた、少年のカットバック、バイブルであった。
長沼一仁、ドジ井坂、日本のプロフェッショナルサーファーのパイオニアは、こぞって彼のスタイルを取りいれ、影響を受けたのだ。そんな大先輩にカリフォルニアのサンノフレーで偶然会う事が出来た。
私は例によって、ミッキー・ムニオスの、サンノフレーのビーチバーベキューに参加していた。酔いに任せてワイガヤしてると、一人のオヤジがビールを持ってニッコリしながら現れた。まさかと一瞬目を疑ったが、まぎれもない、ミジェット・ファレリー本人だった。その後のバベキューが盛り上がったのは言うまでもないが、ムニオスとミジェットがこんなとこで会うなんて、あり得ないと思っていたが、よくよく考えたらこれがサーファーのバイブレーションだと理解出来た。やはりサーファーは飲み屋でもなく、芝生の上でもなく、砂浜が一番サマになることを実感した。
彼はビーチでキャンプ、翌朝のサーフィンを約束して、私はいったん街に戻った。胸膨らませ次の朝ビーチへ戻り、すでにゲッティンアウトしている彼を、ミッキーと追いかけた。
スムーズなスタイルは健在!トレードマークのカットバックにいつも通りのサーフィンが出来ない自分がいた。


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