日々精進

2016年12月26日

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ま~苦労しました、70年代80年代。
シングルフィンにまっすぐなテールロッカー、カーブの少ないテールのアウトライン、ボトム に薄いVボトム。
しかるに、パーリングに失速は朝飯前、最も頭の痛い問題は、スピンアウト!!!!!!でした。(フィンがスッポぬけちゃう)

乗り方を習得するのに、時間を要した(不器用なもので)、手を上げたり、スタンスを広げたり、トランクスを腰履きしてみたり、目つきを悪くしてみたり、まさにあの手この手のサーフィンライフが続いたのもこの頃。

もちろんボードのせいにもしました。
資金がなかったので、デッキを剥がして、薄くして、バランスを造り直したり、サンダーでコンケーブを入れてみたり、ダイヤモンドテールをノコで引いてスワローテールにしてみたり、と・・・

思考策と言えば聞こえは良いのですが、切り貼りのお遊びをしてました。
今では、モニターを見ながら、マウスでチョコチョコっとな(僕は出来ませんが)と出来てしまうらしい、いやはや、便利な時代です。
いずれ歩けなくなったら、この方法を活用して最後の悪あがきをしようと思ってますがね。

このころのムービーを見ると、ワイプアウト、ワイプアウト、ワイプアウト、の大特集です。
フラットなロッカーラインから受けすぎる、波のパワーをこらえようと、姿勢を起こして膝を入れて、レールを立てて、ターンをなんとかしているシーン、今振り返るとよーく理解出来るが、当時のカチコチ脳みそでは、分析しきれなかった。
刺さらない様に、頑張ってるのに、涼しい顔や、無表情が、当時のスタイル。これが超ク~~~ルだった。


それに比べ、現代の道具は、素晴らしい!
テール部分に操作機能が集中してるから、わずかな体重移動でもレールの素早い切り替えが可能になった、(実際には、左右のレールのトランジションが行われているのだが)
マッ簡単に言えば、どこからでも、どんな状況でも、何とかなってしまう。言葉悪く言へば、適当にやってても、どーにか波の中で、パフォーマンス出来てしまう。
デリケートなクラッチミートなんて要しない、オートマ仕様、2ペダルな気分。
無駄なドキドキ操作は不必要だ、そのぶん、お気に入りのリズムで鼻歌まじりのサーフィンが可能になった。

写真のライディングシーンは、70年代後半のショット。このころになると、ボード機能は、少しは洗練されて来たけれど、まだまだ、ゆっくりクラッチをつながないと
どエリャー事に!
おかげさまで、近頃では、過去のおつきあいの経験により、レールだのエッジだの、シングルフィンだの、気難しい奴らとのつきあい方が解ってきた。
いやっ、これが又再発見!まっこと楽しいのでありますです。(自身のスキルも上がったかも)
アクセル固定のまま半クラッチをあてて、回転を上げたり、シフトアップの時間がないとき、ちょこっと使ったり、シンクロの効いてない、シフトワークには、ダブルクラッチで対応したり、と、最近やたらと問題の多い、老人のペダル踏み違いによる、”やっちゃった~”、にならぬよう、シングルフィンのサーフィン道具が、運動神経の体操にも、役立つと信じ、日々精進しております。
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NP

2016年11月28日

新しい事は、エキサイティングで何かと楽しい、もちろん先の見えないリスクとの隣り合わせだが・・・。

出川さん~、それって、前例があるの~、そんなことして大丈夫なの~。何かしようとすると、必ず聞いてきた言葉だ。
興味津々にインタビューしてくる奴の少ない事に、いつも、なんでだろー、と思う。
先が見えないから興味が有る。前例や、事例、がないと、話を聞いてくれない、それ、なんなの、それどんなメリットが有るの、その都度、?????な、感覚に陥る。

そーね、事例、前例、良くわかんねー、これが正直な回答である。
だれもやらなかったり、だれも興味を示さなかったり、だれも反応しなかったり、だから、面白い。
クリエイティビリティー、だの、クリエーターだの、著名な方とお会いしても、どこかで見たような、イメージやビジュアルに、言葉に、ドキドキするような、刺激がない、アドレナリン(別名ハッピーホルモン)が出てこないのだ。

サーファーはリスクをとってなんぼ、台風接近で予報士が大騒ぎしてようが、サメのアタックがあった翌日のポイントで有ろうが、内戦さなかの未開の地だろうが、(僕は遠慮しますが)波さえ有れば、どこへでも出向き、自身の満足を満たす。それがサーファーという生き物 。


だいぶ前になるが、”タフライト”という工法で、サーフボードをモールドで製作の話をもらったとき、間髪入れず、飛び込んだ、だって、60年代からサーフボードインダストリーに携わって来たものに採って、自分のクリエートした物が、コピーの対象になるなんて、夢のような事だからね。
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技術の日進月歩は必要不可けつ、好むと好まざる、ともやってくるし。
カスタムハンドシェープはいわば実験の産物、サプライヤにとって、不確実な産物とも言えるのであるが・・・

まっ、そんな能書きはさておき、以前バイロンベイでインプットしたデザインが、タイのコブラ社から出力される、子供の誕生を見届ける気分で出向いた。
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プミポン国王死去のさなかのお邪魔だったが、特別な雰囲気は感じられなかった、むしろお国柄か、明るい雰囲気にちょっぴり戸惑ったぐらい。
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プロダクトの最終チェックは、及第点以上、その仕上がりにむしろ脅威を感じるに至り、案ずるは生むがやすし、まさに、それであった。

一仕事を終え次の仕事?、プーケットへ向かう。
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本当にそこに、波が立ち、サーフィンが出来るのだろうか?これ、又リスクの高い仕事(笑)、スリル満点、時期大統領がなにを言い出すのか、と、同じぐらい不安と興奮の入り交じった、いい気分。
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行くまでは、わからない、見ないとわからない、匂いをかがないとわからない、失敗をしないとわからないのだ。(私の場合)
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どーだかったって~?ハイ、楽しかったですよ、この辺のちっこいときより、はるかに上でした、ハイ、もちろんゴムのスーツはいりませんし、飯もうまいし、毎日がお祭りのようでビックリ、おばちゃんのマッサージもぐうううううう。
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そんな、新しいプロジェクト、アテンドするので、次回は皆さんも参加しませんか~。